ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024公式サイトと2つの公式メディアが連動して記事を掲載する本連載。前回は、出展製品から注目の展示をピックアップした。今回は、公式サイトとロボットダイジェストのウェブ版限定で枠を拡大し、注目の展示をさらに紹介する。お題は「協働ロボット」「ロボットハンド」「無人搬送車(AGV)/自立走行型ロボット(AMR)/無人搬送フォークリフト(AGF)」「人工知能(AI)」と前回同様だが、同じカテゴリーの中にも国籍や用途など多様性が垣間見える。
(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)
※公式サイト内「出展企業一覧・検索」ページの情報を元に、表現を一部変更して掲載しております
イグス(C55)
ReBeL(リベル)
協働ロボット
業界初の高機能ポリマー製ロボット。重量はわずか8kg。クラス最軽量でコントローラー内蔵と、コンパクトな設計。プラグ・アンド・プレーとオープンソースの2種類が選択できる。
進和(D66)
JAKA(ジャカ)
協働ロボット
協働ロボットの新製品「mini(ミニ)2」などを初披露する。同社の最先端のロボット技術を結集し、トルク・フィード・バックによる衝突検知と6軸設計を組み合わせた、驚くほど安全で正確、かつインテリジェントな信頼できる協働ロボットだ。
Thinker(E74)
TK-01
ロボットハンド新製品
赤外線を用いた独自のセンシング技術で、対象物の位置と姿勢を非接触で把握することで、これまでロボットが苦手としていた鏡面などの対象物も簡単なティーチングでつかむことができる。
ピアブ・ジャパン(D16)
KSL
ロボットハンド新製品
重さ2kgを切る協働ロボット向けのパレタイズ用グリッパー。
理論上では58kgの吸着力を発生させる。エジェクターを搭載し、メンテナンスが容易なことも大きなポイント。
大喜産業(E50)
MiR(ミア)250Hook(フック)
AGV/AMR/AGF
特許技術で大きなけん引荷重に対応したミア250フックは、最大500kgの荷重の台車を自動けん引して搬送、配置することができ、屋内輸送業務の効率を高める。
明和eテック(E33)
AMR 事業
AGV/AMR/AGF
自社製AMR「me-Rabo(ミラボ)」をはじめ、国内外メーカーのAMRやAGVを活用し、顧客が求める「欲しい」を実現する。物流自動化の課題である「狭いエリアでの走行」や「短いサイクルタイム」に応え、未来の物流を実現する。
テクノア(D25)
A-Eyeカメラ
AI
AI画像認識を利用した工場の可視化システム。AIで人や機械を丸ごと可視化する。AI画像認識を利用してクラウドに蓄積した情報をリアルタイムで集計、分析。稼働状況を共有することで「工場の見える化」を推進する。
フツパー(C40)
メキキバイト
AI
外観検査や品質管理を自動化する製造業向けAI。目視検査の代わりになる。独自の高効率なアルゴリズムを組み込んだ開発で、高精度かつ低価格を実現した。外観検査を定量評価し、数値に基づく品質改善活動も支援する。