出展者インタビュー
EXHIBITORS INTERVIEW
来場者の方へ
EXHIBITORS INTERVIEW
vol.4
取締役営業本部長
宮田 敏弘様
わが社は食品や医薬品などを包む包装機械を開発・製造しています。食品産業のお客さまを中心に、最新の技術を搭載した包装機械をいち早くお届けしてきました。1台の包装機械で多品種に対応でき、ワンタッチで簡単に製品の切り替えが可能です。また、包装し終わった製品の箱詰めやパレット(荷役台)への搬送を自動化する設備も自社で手掛けているため、自動化ラインをトータルで提案できるのが強みです。
RTJ2024では磁力で浮上したシャトル(製品を載せて移動する台座)がループ上を走行する「リニア搬送包装システム」を展示しました。この他、シャトルに搭載したカメラでリニア搬送の動きを体感できる仮想現実(VR)体験コーナーも設け、多くのお客さまに足を運んでいただきました。RTJは自動車部品や機械部品加工に関わる来場者が多いため、「包装機械ってこんなことができるんだ」と注目していただきました。普段関わりがないお客さまとコンタクトを取ることができ、引き合いにもつながったと実感しています。
今まで取引がなかった産業分野にまで事業の裾野を広げていきたいと考えたからです。わが社はパンやお菓子など、一つずつ微妙に大きさや形が異なるものでも柔軟に包装してきたノウハウと実績があります。しかし、機械部品や自動車部品業界のお客さまには自動化に対する特有の課題があると考えています。そこで、会場ではわが社が自動化提案をするだけでなく、来場者の皆さまからもより良い製品開発につながるヒントを得たいです。
今回展では新たに構築したリニア搬送包装システムを紹介する予定です。シャトルを一方向だけではなく縦横無尽に動かせるのが特徴で、一つ一つのシャトルを回転させたり速度を変えたりと自在に制御できます。コンベヤーを使うという今まで当たり前とされていた搬送の概念を変えたいです。加えて、協働ロボットが段ボールをパレットに積み付ける「協働ロボットパレタイザー」と、自律走行型搬送ロボット(AMR)を組み合わせた自動化システムの展示も予定しています。包装から搬送まで複合的に対応できる点をアピールしたいです。
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社名 |
フジキカイ |
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所在地 |
名古屋市中村区亀島2-14-10 |
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TEL |
0568-20-9300 |
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URL |