出展者インタビュー

EXHIBITORS INTERVIEW

代表取締役社長 盛田 高史様のイメージ

Vol.1

中部から世界に向けて
自社技術を発信

豊電子工業

代表取締役社長 盛田 高史様

会社概要を教えてください。

わが社は自動車産業向けのロボットシステムの構築を得意とするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)です。1980年にSIer事業に進出して以来、世界40カ国・地域のお客さまに2万以上のロボットシステムを納入してきました。40年以上にわたって蓄積した技術力やノウハウが強みです。

RTJ2026に出展を決めた経緯を教えてください。

中部地区から世界に向け、わが社の高度なロボットシステムや要素技術を発信できる良い機会だと考えたからです。RTJは産業用ロボットや自動化システムに特化しており、しかも愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)近くの展示会場「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ、愛知国際展示場)」で開催されます。そのため、国内だけではなく、海外からの来場も期待できます。

前回開催のRTJ2024に出展しました。その反響はいかがでしたか。

RTJが開催される中部地区は自動車産業の一大集積地ですから、わが社の主要なお客さまも気軽に足を運びやすいです。経営層からエンジニアまで、さまざまなお客さまに来場していただきました。ブースでは計5台のロボットを使用し、アルミダイカスト製のケースのバリ取りやねじ締め、ねじバラシの作業を完全自動化するラインを展示しました。また、フランスに本社を置く3DCADソフトウエアメーカーのダッソー・システムズの「バーチャルツイン技術」を活用し、仮想空間上にも同様のラインを再現しました。現実空間と仮想空間のラインが連動している様子も紹介し、多くの来場者の関心を集めることができました。

RTJ2024では主催企画展示にもご協力いただきました。

RTJ2024では、主催者であるニュースダイジェスト社が企画展示「産業用ロボット体験ゾーン」を会場内に設けました。わが社も「中部地域SIer連携会」の会員として協力し、協働ロボットのダイレクトティーチング機能を活用した「習字ロボット」を出展しました。多くの子どもたちに習字ロボットを楽しんでもらえたのが印象的でした。RTJはビジネスショーとしても有効ですし、将来を担う子どもたちにロボットの魅力を発信する場としても大きな役割を果たしていると感じます。

習字ロボットで子どもが体験するイメージ

会社概要

社名

豊電子工業

所在地

愛知県刈谷市一ツ木町5-12-9

TEL

0566-23-2301

URL

https://www.ytk-e.com/